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マニュアル
目次第1章はじめに第2章操作の流れ第3章作業準備編第4章ストラテジー作成編第5章実際の取引編第6章オプションの設定第7章条件式リファレンス編索引

7-5 (3)ボラティリティ(株価の変動)

ボラティリティとは株価の変動を意味する用語です。ボラティリティは、他の指標と組み合わせるフィルターとして使います。

株価変動率

株価変動率は、一定期間の最高値と最安値の値幅を数値に直した指標です。
ボラティリティを表すもっとも単純な指標で、株価が大きく上昇したり、大きく下降した場合に数値が大きくなります。
株価変動率の計算式には4種類あります。

株価変動率=(高値-安値)÷高値×100
株価変動率=(高値-安値)÷中値×100
株価変動率=(高値-安値)÷安値×100
株価変動率=(高値-安値)÷引け値×100

中値とは、(高値+安値)÷2で求められる値です。
引け値とは、期間最終日の終値です。

中値、引け値の例

標準偏差ボラティリティ

標準偏差ボラティリティは、ボリンジャーバンドでおなじみの標準偏差(σ) を用いた指標です。
株価が大きく上昇したり、大きく下降した場合に数値が大きくなります。株価変動率では最高値と最安値のみに注目しますが、標準偏差ボラティリティはn日間の全ての終値の変動を表しています。

標準偏差ボラティリティ(n日)=n日間の終値の標準偏差÷n日間の終値の平均値×100

ヒストリカルボラティリティ(HV)

ヒストリカルボラティリティ(HV)は歴史的変動率ともいい、オプション取引の世界でよく使われています。
HVは「株価」の変動 ではなく「株価の変動率」の変動 を計測した指標であることに注意してください。
株価の毎日の変動率がまちまちだと、HVが大きくなります。株価が毎日一定の割合で上昇(下降)している場合にはHVは0になります。

HVの計算式には諸説ありますが、パイロンでは以下の計算式を採用しています。

  1. 直近n日分の終値の騰落率(前日比率)を計算します。
  2. それぞれの数値の自然対数をとり、その標準偏差を計算します。
  3. 最後に、年率換算するために√250を乗じます。
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